太っていると新型コロナウィルス感染症で入院や死亡が多く、重症化しやすい?適正体重とは?現役医師の解説。

健康

12月8日現在、再び新型コロナウィルス(COVID-19)の感染者がふえてきてますね。


私たちのところでも数日に1人は新規の感染者の受け入れを行っていますが、徐々に重症のベッドも埋まってきています。
多くの方が軽症ですむ感染症ではありますが、やはり重症化してしまう方もいるのです。

どのような方が重症化しやすいのでしょう?

重症化しやすいのはどんな人?

いろいろな危険因子がいわれていますが、とくに最近では生活習慣病のリスクが言われています。

(詳しいデータなどは厚生労働省のページも参照にされてください。図も多くよくまとまっています。医療者向けガイドラインはこちら

心臓や肺が悪い方や高齢者はもちろんなのですが、
太っていると新型コロナウィルスの感染症で入院や死亡が多いというは聞いたことがありますか?


正確にはBMI30以上をリスクとしていますが、まだそこまででないからといって安心していいわけではありません。(海外と日本の体格の違いもあります。)


血糖値や血圧なども含めた生活習慣病に関しては少しずつでもただしていく必要があります。

まずはBMIからみた適正体重を目標にするのがよいと思います。

BMIとは? 適正体重とは?

  • BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
  • 適正体重 = (身長m)2 ×22

であらわされる指標でたとえば身長170cm(1.7m)の方の体重が80kgであれば約27.6です。

25以上30未満なのでやや肥満ぎみ、ということになりますね。

22が標準とされていますが、25以下が正常ですので、まずはそれを目標にするのがよいです。身長170cmの人であれば72kgですね。8kgとなるとかなりの量なので数ヶ月かけての目標となります。

多くても1ヶ月に減らす体重は5%程度の目標としてください。80kgの人であれば4kgまでです。

(この目標も十分大きすぎる目標なので、月に1kg程度で十分と私は考えてます。)

別の記事でも適正な減量についてはのべようと思いますが、急な絶食や糖質制限は時に危険なので控えましょう。

まずは毎日体重測定することが大切。

Bluetooth機能つきであれば、携帯のアプリで日々の変化を簡単にグラフ化できるのでモチベーションアップにおすすめです。

(ただし特に男性の場合は筋肉量で値が大きくでたりするのであくまでBMIだけでは肥満は判断できません。)

なぜ肥満や生活習慣病が重篤化しやすいのか

これについては明確なことはわかっていませんが、

高血圧、高血糖、タバコ、内臓脂肪から出るホルモンによって血管にダメージがきたり(いわいる動脈硬化)、身体が炎症の状態になりやすいとも言われています。

その結果、腎臓や心臓がぼろぼろとなるのです。(生活習慣病のなれのはてですね)

実際には透析をしているなどの状態までになっていなくても、血管にダメージがあったり身体が炎症の状態になりやすい段階でもコロナ感染症が重症化するリスクがあるといわれているのです。

生活習慣を整える方法について

どうすればコロナ感染症のリスクになるような生活習慣病を改善できるのでしょうか。

いまならこのサプリメントをのむだけでみるみるうちに痩せて好きなものも食べ放題です!

…という風にはなりません…

そんなものがあれば、私が欲しいくらいですが、実際にはコツコツと運動と食事に少しずつ気をつけていくしかないのです。

今日が一番若い日です。たとえ何歳だろうと、今まで何度挫折していようと、また明日から少しずつ意識していけばいいと思います。私は応援しています。

すこしでも前にすすもうと努力する姿勢は誰にも否定できるものではありません。私が肯定します。
一緒に頑張っていきましょう。

Dr.あらた
Dr.あらた

いかがでしたでしょうか。

新型コロナウィルス感染症が肥満で重篤化しやすいことについて書きました。

魔法のような手段はないのですが、患者さんにすすめていく中で効果があったかなと思うような工夫などは少しお伝えできたらなと思っています。

完全に食事の楽しみをなくして修行僧のようになるのでなく少しずつ時間をかけてバランスをととのえていく方法についてこれからも記事を書いていきます。

生活習慣の是正にとくに大切な食事。

ついつい間食がやめられないひと、おつまみで食べすぎてしまう人にはおすすめなナッツや枝豆。
(塩分には注意ですが、私も食べてます。)
あとは豆腐なんかもいいですね。年末のふるさと納税の調整や、楽天お買い物マラソンの1000円商品の一品に試してみてはいかがでしょう。

また別の記事に運動や食事のコツについて記載したので読んでくださると嬉しいです。

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(あくまで初めに患者さんに説明する内容を主にしてますので具体的な数字や出典の論文などは省いています。現役の先生方には物足りない内容かもしれません。また個別の医療相談につきましては診察を行っていませんので具体的な指導は避けます。要望の多い内容は記事にさせていただきますので気軽にコメントいただけましたら幸いです。)

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