気胸の外来フォローの仕方、診断書について

患者さん向け
Dr.あらた
Dr.あらた

地方大学病院で働いているあらたです。
手術経験数は100例以上。
全国でもTOP10に気胸の手術が多い病院での経験を生かして解説していきます。

気胸と診断された場合
外来でのフォローと入院があります。その分け方については他の記事で説明しましたので参照にされてください。→気胸と診断されたら


初回外来外来でのフォローの場合、経過観察や脱気といってたまった空気だけを抜く処置をします。
その場合、次また予約を取っていただいて外来にきていただくことになります。
明確なフォローの決まりはないのですが数日後、約1週間以内のことが多いです。


2回目の外来
このときのレントゲンで肺のしぼみが悪くなっている場合は、入院となることが多いです。

  • 胸の痛みは強くなっているか。
  • 息苦しさは強くなっているか。
  • 痛み止めなどなにか自分で飲んだか。

などをまとめておくといいでしょう。

気胸を外来でフォローする場合、たまった空気は急には吸収されないので、胸の痛みや苦しさはほとんど変わらず続いていることもあるので、それだけで悲観しなくても良いとは思います。
もちろん、あきらかに症状が悪くなったと感じるのであれば一度目にかかった病院に連絡するのがよいでしょう。
もし連絡するのであれば朝一が良いかもしれません。
理由はすぐに病院にきてもらうことで、スタッフが多い日中に対応できる可能性が高いからです。
夕方になってからだと病院によっては少し対応が遅れる可能性もあります。

理由は、夕方に病院によっては、気胸の入院対応できる医師が帰宅してしまっていることがあるからです。
その場合は帰宅後の医師を電話で呼んだり、その場の医師で対応したりします。


3回目以降
2回目の外来で悪くなっていなかった場合、そのまま外来フォローをしていくこととなります。
基本的には肺がある程度膨らんだな、というところまでフォローしていきます。
病院にもよりますが3回目以降は2〜3週間程度空けてフォローも多いでしょう。


3回目で終了となることもあります。
また病院によっては、肺がある程度ふくらんだ後に、肺のやぶれやすい部分(嚢胞)を確認するためにCTを撮影することもあります。
その所見をみて、原因となった嚢胞かどこだったか確認します。嚢胞があると再発のリスクが高いともいわれています。
ちいさい場合はCTでも見えないこともあります。


ここまでが、気胸の外来フォローの仕方です。明確な決まりはないのですが、上記のような流れのことが多いです。


とくに試験や試合前の発症のことも多いですよね。
そういった予定がある場合は、フォローの時期を相談されてみてもいいかもしれません。

休学 診断書について
また試験などがあると休めない…と悩んでしまうこともあると思いますが、診断書をもらうことで対応できる学校もあると思います。
学校によっては、書式が決まっていますのであらかじめ問い合わせておくとよいと思います。
診断書に医師に依頼するとともに、外来の受付や文章受付などの部署で受け付けていることが多いです。

Dr.あらた
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いかがでしたでしょうか。気胸の外来フォローについて説明しました。気胸といきなり言われて今後どうなっていくのか不安な方のために大まかなイメージがわくように書きました。これ以外にも気胸について気になることがあればコメントなどで気軽にきいてみてくださいね。

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(あくまで初めに患者さんに説明する内容を主にしてますので具体的な数字や出典の論文などは省いています。現役の先生方には物足りない内容かもしれません。また個別の医療相談につきましては診察を行っていませんので具体的な指導は避けます。要望の多い内容は記事にさせていただきます。)

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