地方大学病院で働いているあらたです。
週1回健康診断や生活指導をしている経験を生かして有益な情報を提供していきます。
生活改善やダイエットを頑張っている方
いつもお疲れ様です✨
すこしでも努力を続けるのは大事です。
しかし、食事を制限するときの落とし穴として飲み物があります。
最近お菓子も減らしたし、運動もしているんだけど体重が減らないわ
そんな時、飲み物は意識されていますか?
コーラやジュースは飲まないようにしているけど、
コーヒー・紅茶・は飲んでいるという方はぜひ読んでください。
飲み物に含まれている糖の量は?
実は微糖のコーヒーやペットボトルの紅茶なども多くの糖を含んでいるのです。
たとえば外来でリプトンのレモンティーを飲んでいる方がいたのですが、
成分表を見ると100mlあたり
炭水化物(糖質)7.4g 30kcalとかいてありますね。
500mlであれば炭水化物(糖質)37g 150kcalということになります。
これはほぼおにぎり一個分に相当しますね。
なんとなくわかっていましたか?
紅茶だから大丈夫と思ってガブガブ飲んでいたリプトン500mlは
おにぎり一個分にあたります!
もちろんだから絶対飲むなとはいいませんが、自覚することは大事ですね。
そのほかにも微糖の缶コーヒーなどにも砂糖は多く含まれています。
また野菜ジュースもよくある200mlのパックで糖質15g 60kcalあたりのものが多いです。
いわいる実際に野菜を食べて食物繊維をとっているのとは違いますので野菜の代わりにはなりません。
あくまでジュースです。
飲み物に含まれる砂糖を角砂糖□で換算すると?
角砂糖(砂糖4g)□何個分か調べたブログがありましたので引用させていただきます。
角砂糖□9個分あたりで大体おにぎり一個分ですね。
ミルクティーなどは高いですね。
さらによく飲まれている飲み物のうち、糖の量の多いものをピックアップしたところ↓のようになりました。
薬剤師のはがさんという方のブログでほかにも興味がそそられる内容が豊富です。
(ご連絡させていただいたところ掲載許可いただきました。ありがとうございます。)
↓かなり詳しく解説されていますのでぜひみてみてくださいね。
飲み物で摂取すると血糖値が急上昇する。
砂糖入りの紅茶がおにぎり一個分という話をしました。
実際にはもう一つ付け加えなければいけない点があります。
それは血糖値の上昇スピードです。
液体は胃で吸収され一気に血糖値をあげます。
おにぎりであれば胃で消化されるのでゆるやかになります。
(さらに糖質のうち食物繊維も含んでおりさらに血糖値の上昇を抑えます。)
血糖値が急上昇することで
- 血管へのダメージがある
- 上昇後にインスリンが分泌され急低下する
ジュースを飲んだあとに元気がでたと思ったら、その数時間後にぐったりとしてしまう経験はありませんか。
その時一気に血糖値が下がっている可能性があります。
また、元気を出そうとして何度も飲む一種の依存になるのです。
水分補給には無糖のお茶や水を。ウォーターサーバーもおすすめ。
糖の観点からは無糖の紅茶はいいかもしれません。
個人的には午後の紅茶がスッキリしていて好きですね。
カフェインもはいっているので集中したいときにこまめに飲んでます。
- 集中して作業したいとき
- すっきりしたいとき
- 生活習慣改善にカロリーを気にしはじめたとき
おひとつ注文してみてはいかがでしょう。
コンビニで購入するより安いですし、コンビニはお菓子などの誘惑も多いです。
紅茶はカフェインの量が多すぎずゆるやかに集中力を持続したいときに最適です。
明日から快適に作業に集中できる自分になるためにおすすめです。
紅茶のデメリットとしては歯が着色するリスクがある。利尿作用がある。などもあげられます。
着色は歯磨きのみで問題ない範囲ですし、それが気にならなければ自信を持っておすすめできますよ。
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水分補給としてはできればカフェインも含まれていないお茶や水で1〜2Lは補給した方がよいです。
先ほどもいったように紅茶には利尿作用があり、水分の補給としては不適だからです。
冬は乾燥しており気が付かないうちに脱水になるもの。
こまめに水分補給してくださいね。
水分補給にウォーターサーバーもオススメです。
歯の着色などのデメリットもないですね。
我が家でも子育ての時など大変重宝してます。
紹介している記事も参考にされてください。
運動がつづかない方にアドバイスした記事もありますので参考にされてくださいね。
Dr.あらた
普段飲んでいる飲み物の糖の量について解説しました。とても好きな飲み物は飲んでもいいと思いますが知っておくことは大事かと思います。
本当に好きなものを適量楽しむようにしていきたいですね。
今日が一番若い日です。なにか一つでも変えて行けたらいいですね。
一緒に頑張っていきましょう。
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Dr.あらた (@Dr_Arata_)
(あくまで初めに患者さんに説明する内容を主にしてますので具体的な数字や出典の論文などは省いています。現役の先生方には物足りない内容かもしれません。また個別の医療相談につきましては診察を行っていませんので具体的な指導は避けます。要望の多い内容は記事にさせていただきます。)
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