地方大学病院で働いているあらたです。
医学部受験や国家試験を継続の力で一発で乗り越えてきた経験を生かして有益な情報を提供していきます。
すごい人と自分を比べて自信を無くしたり、諦めた経験はありませんか?
「自分には才能がないから。。。」
もしそう考えている方がいればぜひ読んでください。
本書でとりあげられている「まだ」の力や、目標の決め方を解説していきます。
やり抜く力「GRIT」とは
「お前は天才ではないんだぞ!」と父からいわれて育ってきたアンジェラ・リー・ダックワースさんが、
「天才賞」といわれる「マッカーサー賞」を受賞するまでに実践してきた本当に大切なことこそが
「GRIT やり抜く力」です。
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成功・達成するのに大切なことは「才能」だと思う方が多いですよね。
しかし、それは成功の秘訣のごく一部です。
本書では「達成の方程式」を明記してます。
才能があれば、達成までの速度が早いのは確かでしょう
しかし、才能があって、それがスキル(武器)になっても実際に結果が出るには努力が必要です。
逆に才能がなくても努力すれば、武器はつくれるし、
その武器がまだまだ差別化できないようなものでも、努力を続ければ成功できるということです。
私も幼少の時は勉強ができる方ではなくポケモンばかりしてました。(好きな科目は図工と音楽でした。)
「お前はのろまで不器用だなあ」とよく言われていました。
それでも医学部受験や国家試験を一発で乗り越えてこれたのは
諦めずに挑んで作戦をたてたおかげだと思ってます。
とはいえ、努力、努力といわれても‥と苦しくなってしまう方もいますよね。
努力という言葉が悪い気がします。
私も好きではないです。
本書のエッセンスと自分の経験を踏まえていうなら
「人には努力にみえるけど、自分にとっては意志力に関係なく習慣的に行える仕組みの工夫」が大切かと思います。
本書ではその辺りも詳しく記載されているので必要な項目を抜粋して一読ください。
前半部分は主にマインド。
後半にはより実践的な内容ややり抜く力のテストなどが盛り込まれています。
特に大切な口癖「まだ」について SLUM DUNKのあのセリフ。
努力の大切さを伝えてきました。
実践するためには実際に本書に則って行うのがいいでしょう。
しかし本書は400ページ以上におよぶバイブルのような本です。
全て実践するのは難しいです。
皆さんも読んでいく中で、これは実践したいと思う内容があれば、私にも教えてください。
一緒に頑張っていきましょう。
私が読んだ範囲で今この瞬間から実践できることのうち、有用と思ったフレーズを紹介します。
それが「まだ」という口癖です。
困難に直面したとき、「もう無理だ。。。」とあきらめてませんか?
諦めたらそこで思考停止してしまいます。
試験も、試合も、終了の合図は他人が決めます。
自分にできることは「まだあきらめない」と決めて
「なにかできることはないか」とすこしでももがくことかなと思います。
自分がコントロールできること、できないことにわけて考えることは
とても大事です。
別記事でも紹介してますので参考にしてください。
西野亮廣、映画えんとつ町のプペルに学ぶやりぬく力
新型コロナウィルス感染症の影響で世界に閉塞感が漂ってます。
もうできることはないとあきらめてしまうことも多いでしょう。
そんななかでも決してあきらめない西野亮廣さんの言葉を紹介します。
あきらめそうな私たちに勇気をくれる言葉です。
上記は2分のTVCMのセリフです。動画はこちら↓
CMは西野さんの舞台挨拶の抜粋ですね。
舞台挨拶FULLはこちら↓
西野さんも劇中のルビッチのセリフを引用しています。
「誰か見たのかよ。誰も見てないだろう。だったらまだわからないじゃないか!」
えんとつ町のプペル ルビッチ
たとえ困難なことに直面して、
みんなに否定されても
星をみつけようと、毎日空を見上げ続けるルビッチ。(自分にできることに集中)
その姿に胸をうたれますね。
目標の決め方も大事 情熱の傾ける先の見つけ方
GRITでは努力をとことんやりぬくことの大切さを伝えてますが、
まずはじめに、努力の行き先、目標を決めることの大切さにもふれています。
誰かの役に立っていると実感できるもの、自分が興味がもてるもの、などのエッセンスが大切です。
それらエッセンスが凝縮された八木さんの「やりたいことの見つけ方」も紹介しておきます。
これまで、自分の適職とは?というテーマで多くの本を読んできましたが、この本が一番明快でシンプルで実践的でした。
中田敦彦さんに紹介されることを目標にされており、実際にその目標も達成されています。
八木さんの本のエッセンスは下記の動画にすべて凝縮されています。
ぜひ紙とペンを用意してみていただきたい、おすすめの動画です。
やり抜く力と「まだ」というフレーズの大切さについて解説しました。
- 少しでも前に進んでいるという実感が持てる自分
- 憧れの存在に近づける自分
少しでもそうなっていきたいですね。
私も研究では慣れないプログラミングやトラブルと格闘しながら毎日何度も諦めそうになっています。
一緒に頑張っていきましょう。
これを読んだ方が少しでも前に進めるように願ってます。
あなたのあらたな一歩を全力で応援してます。
そもそも下記のような悩みを持つ方は「主体性」について書いた記事も参考にしてください。
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(あくまで初めに患者さんに説明する内容を主にしてますので具体的な数字や出典の論文などは省いています。現役の先生方には物足りない内容かもしれません。また個別の医療相談につきましては診察を行っていませんので具体的な指導は避けます。要望の多い内容は記事にさせていただきます。)
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